ネット時代こそ、専門家を利用する
2015年4月18日
2015年4月18日
インターネットであらゆる情報が調べられるようになり、とても便利になりました。グーグルなどでキーワードを入れて検索をすると、「ずらっ」と検索結果が並びます。以前は時間をかけて複数の本から得ていた情報が瞬時に得られることは、ただただ驚くばかりです。
ですがコンピューターは絶対にできず、人間だけに可能な能力があります。そのうち秀でたものは「情報を圧縮する」ことです。
情報はたくさんあり過ぎると、かえって使い物になりません。むしろ信頼できる専門家から「この情報は重要です」と教えてもらった方がはるかにわかりやすいのではないでしょうか。
たとえばグーグルの検索欄に「横浜」と入力すれば、膨大な量の横浜に関する情報を引出すことができます。ですが、それらをすべて読んでも横浜についてのイメージをつかむことは簡単ではありません。かえって細々とした情報を読みすぎて、横浜という全体像をつかめなくなるかもしれません。
それならばむしろ、横浜について良く知っている専門家から「横浜ってこういうところなんですよ」と教えてもらったほうが、はるかに早く、効率よく横浜に関するイメージをつかむことができるのではないでしょうか。
だから仕事や家庭が充実した、時間を節約したい人ほど、自分で検索するのではなく、信頼できる専門家を使って調査してもらい「この情報が重要です」と報告してもらっています。事実、こうした「リア充」な人ほど、人に対する目利きができ、信頼した人にはしっかり仕事を任せることができます。「人を信じる力」が強い人とも言えます。
気の遠くなるような量の情報をインターネットで検索するよりは、一枚の紙に要点を書きだしてもらったのを見る方が、明らかに手っ取り早いからです。
情報はただそこにあるだけでは意味が無く、絞り込んで使われることで初めて価値が生まれます。ただ集めるだけでなく、圧縮されてこそ意味があるのではないでしょうか。
住まい選びの際にも、エリア、予算、土地、建築など、必要となる情報は山ほどあります。「餅は餅屋」と言うように、物件検索の前に信頼できる専門家をできるだけ早く見つけて、いつでも相談できる状態にしておくことが、安心感のある楽しい住まい選びに繋がるのではないでしょうか。