「の」の字
2015年4月19日
2015年4月19日
首都圏の不動産価格が上昇を続けています。3月の公示地価発表でも、半年前より上昇率が上がっているエリアが増えました。一般的に不動産価格は株価に半年遅れで変動すると言われます。ですので、まだしばらく上昇が続くと見られています。
ところで、首都圏の地価は東京を中心に「の」の字を描きながら、上昇すると言います。ちょうど、こんな感じでしょうか。
現在は中央線あたりまで、上昇圧が高まっているようです。
でも正直、こんな字はどうでも良くって、買い時はご家族それぞれだと感じています。
いくら「上昇する」と言っても、バブル期のような極端な上昇はないでしょうし、局地的に急激な上昇エリアはありますが、そここそまさに「実態なきバブル」の可能性があるのです。
地価に限らず、消費税などの増税のときも、巷では煽る言葉が散見されました。日本は国策で持ち家政策を行っている国です。消費税増税の時は、住宅ローン控除や給付金の拡充を行い、結果として増税前よりも有利な条件で購入できる方もいました。
巷の浮ついた言葉に惑わされず、どんなときも焦らず、じっくり、ご家族それぞれの「買い時」を見極めることが、たいせつだと感じています。