地形を読み、歴史を知る
2015年5月5日
2015年5月5日
ゴールデンウイーク中、埼玉に来ています。ここは特に観光地でもないので、空いています。だだっ広い関東平野でで高い建物も少なく、すごく開放感があって毎日をのびのびと過ごしています。
日課の朝の散歩は続けています。横浜と違って真っ平ですので、歩くのが楽ですね。自転車もほとんど、電動ではありません。横浜は電動自転車が多いので、いかに移動が楽なエリアかを物語っています。
あと、土地利用は水田が多いですね。この季節は用水路から水を引いて、植えたばかりの小さな稲たちがとても可愛いです。きらきらと輝く水田の初夏の景は、とても綺麗で癒されるので、私はすごく好きです。
この水田が多いところも、横浜と異なるところです。横浜は埼玉よりも都市化が進んではいますが、農地が残っているところもまだまだあります。ですが水田ではなく、畑が多いのが特徴です。
同じ農地でも、水田と畑では地盤の状態や災害のリスクが大きく異なります。土地利用の歴史がその土地の状況を物語っているので、それぞれのリスクに対する対策を建物に講じる必要があります。
また、横浜でほとんど見ることが無い、池や沼がそこかしこで見られるのも、埼玉の特徴です。多くの水鳥が飛来して、美しい景観ですし、釣りも楽しめるので私はやはり好きですが、地下水位が高いことを物語っているのですね。
安心感にこだわった住まい選びには、その土地の形状を見て、古地図などから歴史を知り、しかるべき対応を考えることがたいせつだと、改めて感じています。