やっぱり、人
2015年9月25日
2015年9月25日
昨夕は降りしきる雨でたいへん足元の悪い中、相談にお越しいただいたクライアントさんとランドマークタワーのラウンジにいました。
マンションの売却でご相談に来られたこの方は最近、売却や査定依頼が頻繁に来るので一度当社団に相談したいということでお問い合わせいただきました。
日々投函されるチラシや電話による売却や査定の依頼に、なぜか依頼する気が起きなかったそうで、お話しするうちに二の足を本質が見えてきました。
不動産会社の担当者が、どちらを向いて話を持ちかけてきているのか
この視点で改めて思い返していただくと、自ずと答えが見えてきたようです。売却や査定の依頼にしろ、購入の際の物件紹介にしろ、自社の売り上げや上司の顔色、自分のノルマばかりを見ている不動産会社の担当者がほとんどなのが実情です。
私は改めて、社団の理念である「住まいの問題解決と理想の具現化のお手伝い」を強調してお伝えしました。日本古来の商い(あきない)というのは、決して目先の利益に一喜一憂するのではなく、人と人との信頼関係を築いた上に成り立っています。
幸い、当社団のお越しになられる方はみな、このことを腑に落としておられる方ばかりですので、楽しみながら売却や査定、住まい探しのお手伝いをさせていただいております。
自分善し 相手善し 世間善し―近江商人が築いた「三方善し」の商いを、クライアントさんと心底、楽しみながら、これからも変わらず貫いてまいります。