物件情報を漏れなく安全に探す方法
2017年1月24日
2017年1月24日
一戸建てにしろ、マンションにしろ、ネットで物件情報を探している方がほとんどではないでしょうか?実はこの当たり前と思っていることに、大きな落とし穴が潜んでいます。
【物件情報はどこの不動産会社もほぼ同じ】
あなたはレインズ(REINS)という言葉をご存知ですか?不動産物件情報は指定流通機構(レインズ)へ物件情報登録する事が法律で義務付けられています。
レインズ(REINS)とは、全国の宅地建物取引業者(いわゆる不動産会社)間で不動産情報をパソコン等を端末として情報共有を行う情報システムのことです。
レインズは全国の不動産会社みんなで共有しているデータベースのようなものです。ここへ登録することにより、不動産会社に物件情報が行き渡ります。
不動産会社はレインズの情報を基に日々販売活動を行っています。売主はこのレインズに物件を登録し仲介業者である不動産会社に販売協力を仰ぐわけです。
不動産の販売手段である広告には主に2種類あります。チラシとネットです。でも、全ての物件がチラシやネットに掲載されることはなく、半分くらいと思ってください。
膨大な量のチラシを集め、手当たり次第に不動産サイトをチェックすれば全物件をチェックすることができるかもしれませんが、そんなことをしていたら膨大な時間や労力がかかるため、あまり現実的ではありません。
【ご存知ですか?広告されない物件があることを】
これを広告不可物件と言います。「チラシもネットもダメ。内緒で売って」という売主の意向でそうなります。
理由として
「ご近所さんにバレたくない。」
「知り合いにバレないで内緒で売りたい。」
「安く売って近所に反感を持たれたり誹謗中傷されるのが怖い」
・・・などなど、こんなケースです。
【ネット検索に潜む個人情報流出リスク】
S×××やH×××や不動産会社各社の検索サイトで気になった物件の資料が欲しいと思ったときは、「資料請求」や「会員登録」ボタンがあり、物件情報を得るには個人情報入力が必須です。
・氏名
・メールアドレス
・電話番号
・住所
そして入力後に送信ボタンを押した瞬間、多いと10社以上の不動産会社に同時送信されてしまいます。
このあとは即座に、営業電話の嵐が吹き荒れます。一度かかってきた電話番号は着信拒否すれば大丈夫!と思いきや、営業マンの個人携帯からも電話がかかってきます。多いと3台くらいは持っています。
不動産会社には数十人の営業マンがいるので、登録した個人情報は多いケースでは数百人の営業マンに晒され、個人携帯にも登録されてしまいます。メアドも、住所も、電話番号も全部です。
仮に、このうちの一人の営業マンが携帯を紛失したら、そこから名簿業者に売り渡されたりして、さらに拡散する恐れもあります。会ってもいない人に安易に個人情報を晒している状況は、リスクが大きいのではないでしょうか。
【まとめ 漏れなく安全な物件探しは、信頼できるプロ探しから!】
いまはREINSというオンラインデータベースで、どこの不動産会社も同じ物件情報を共有しています。ネットだけですと結局は半分近い物件を取りこぼすうえ、個人情報を見知らぬ他人に晒してしまうリスクが伴います。
ですので、まずは信頼できるプロと出会うことが、結果として良い物件に出会う近道です。知り合いに信頼できるプロがいない方は、電話もしくはお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
ニックネームなどで構いません。お気軽にご連絡いただければと思います。
また余談ですが新築物件は購入した途端、価格が2割下がるので住宅ローン利用の場合はリスクが高くなりますし、住まい選びで人生の7大リスクは避けられる可能性があります。
物件や業界のしくみを知って、末永く安心して住める家を買いたい方は、下記の記事がおすすめです。
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