急いては事をし損ずる
2017年12月5日
2017年12月5日
「早く決めないと、売れてしまいますよ!」
このところ営業マンから煽られて、焦りと不安の中で当社団に相談に来られる方がほんとうに多いです。
物事全般、なんでもそうですが「急いては事をし損ずる」うまくいくときは穏やかな気持ちで、ワクワクした気分で事が運びます。
以前もお話しましたが、今はREINSがあってほぼすべての不動産物件情報はどこでも取り扱えます。
物件がどうこうではなく、「誰と一緒に家を探していくのか」がとても重要です。
予算にしても、高額物件を買わせるありきの出来レースのような不動産会社やハウスメーカーの息のかかったFPの資金計画が横行しているので、ほとんど信用できません。
「そもそも、家は買ったほうが良いのか?」が問われる時代になりました。というのも国土交通省の試算では、これから将来2050年にかけて日本の人口は3,300万人以上、減ると言われています。
住む人が減れば当然、それだけ不動産の価値は下落するので、必ずしも資産になり得るかが危うい状況です。
現時点でも売れない空き家が相当数、増えています。将来、売却できない「負動産」を買ってしまわないよう慎重に検討する必要があるのではないでしょうか?
でも、こんな時代でもきちんと押さえるべきことを押さえて、段取りを踏んで進めていけば、現在も将来も不安なく笑顔で過ごせる住まいとのご縁が必ずあります。どうぞご安心ください(^^)