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富動産と負動産 

2018年4月24日

富動産を買うには、二つの欠かせないことがあると感じます。

ひとつは「イメージ力」です。

現時点だけでなく、20~30年後を想像できるかが重要です。

「この物件、将来売ったり貸したりできるかな?」

そういった目線で自宅を購入できると、笑顔の老後が待っています(^^)

時折「山田さん、終の棲家として買うから自宅に資産価値って必要ですか?」

なあんて聞かれることがありますが、こういった方に平均寿命と健康寿命の差が10歳もあることをお話すると、とても驚かれます。

つまり、日本人の大半は最期を迎える前の約10年くらい、男性も女性も「要介護」状態になる可能性があるということです。

自力で生活できなくなった老後、自宅が高く売れたり、高く貸せたり出来たらハイグレードの介護施設に入れますよね。

こうしたことが、ちゃんとイメージできるかが「富動産」を買うには必要です。

でも、ついつい中身の無い「イケメン負動産」に行っちゃうんです。

だって。こっちの方が駅前でチラシを配っていたり、テレビCMをしているからアイドルのように目立つし、おしゃれな外観や内装をしていてついつい、テンション上がっちゃうわけです。

もうひとつ、たいせつなことは「楽観的」であることです。

富動産はどうしても高くなりがちです。悲観的な人だと将来を不安に感じて、返済の負担の軽い負動産に行きがちで、どうしても「安物買いの銭失い」になりがちです。

まあ、不動産も人も一緒で「類は友を呼ぶ」というか引き寄せ合うんですよね。

どっちを選ぶのが正解ということは無いと思っています。

たいせつなのは、夫婦の足並みが揃っていること。

どちらかが富動産嗜好でどちらかが負動産嗜好がいちばん良くないです。

日々、たくさんのご家族を見ていて、そんなことを感じています。

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