不動産会社は大手も信用できない
2021年1月2日
2021年1月2日
さて、今回は先日ご契約されたクライアントのAさんから、契約前にいただいたメールを掲載します。
当社団提携の不動産会社が契約時に立ち会う旨をお伝えした際、これまでに出会った不動産会社の印象から、少し不安になったようです。
(ここから)
山田さんとは何度もお会いしてやり取りの中で信頼をしているのですが、新たな第三者が出てくるとちょっと心配だったもので。
というのも、これまで主にマンション購入などで不動産業者と複数お付き合いしてきましたが、誰一人として信用できる人がいなかったので。
不動産業のスキル以前に、営業として全く信用できないと。当方も以前は貨物の営業をしておりました目線で言いますと、どこでそういう立ち振る舞いを学んだのかと思うような方々ばかりで。
とても、どうでもよいのですが、不動産業者とのエピソードをご紹介します。こうした背景が業者不信に繋がっておりました。
エピソード1 〇友不動産
ウィンドウショッピング気分で見学に伺っても、見たくもない動画を見せられたり、一連の紹介マニュアルの中にぶち込まれる。どのような検討段階にあるか、営業が顧客ヒアリングをしその人にとって最適な内容、お困りごとに応えるべき。ひどいマーケティング
エピソード2 三〇不動産レジデンシャル
担当営業が新入社員、質問をする度にバックヤードに戻り上司に確認してくる。その待ち時間が大変長い。こちらは子連れ。
エピソード3 〇成〇楽不動産
ローン仮審査の段階でまだ悩んでいる旨伝えると、「もうこれまで十分悩んできたでしょ、そろそろ決めましょうよ」
と凄まれる。何様?
エピソード4 セ〇チュリー(数字)
物件の照会をしただけで営業攻勢が凄まじい。電話だけでなく、LINEからもコンタクトをしてくる。図々しい。
その他
メールのレスが遅い
聞きたいことに応えない
ネガティヴなことは伝えない
(ここまで)
メールに対する私の返信を掲載します。
(ここから)
>エピソード1 〇友不動産
>ウィンドウショッピング気分で見学に伺っても、見たくもない動画を見せられたり、一連の紹介マニュアルの中にぶち込まれる。
>どのような検討段階にあるか、営業が顧客ヒアリングをしその人にとって最適な内容、お困りごとに応えるべき。ひどいマーケティング
対応が単なる「物売り」ですね。相手のことを考えずに自分のことしか考えていない、まさに自己満足状態です。ここまで思考停止状態に陥るのも、とくに〇友は大手のなかでも厳しいのですが、大手ほど営業マンに課せられたノルマが厳しいです。
あれだけ多額の広告宣伝費を掛けて、モデルルームやテレビCMを打つのですから、営業マンはその分の売り上げを
上げるように苛烈な競争環境に置かれ、ノルマを課せられています。私は、こうした現状を変えて、業界全体の健全化をするべく、まずは経営者に利益ではなく、クライアントの幸せに焦点を当てた経営への転換を促す、経営者向けのコンサルおよび研修も行っていきます。
>エピソード2 三〇不動産レジデンシャル
>担当営業が新入社員、質問をする度にバックヤードに戻り上司に確認してくる。その待ち時間が大変長い。こちらは子連れ。
これも、苛烈なノルマが課せられた業界だけに、営業マンは使い捨てのごとく、人の入れ替わりが激しいために生じている現象です。とても「不動産を扱うプロ」という意識を醸成できる環境にありません。この傾向は大手ほど強いです。
>エピソード3 大〇有〇不動産
>ローン仮審査の段階でまだ悩んでいる旨伝えると、
「もうこれまで十分悩んできたでしょ、そろそろ決めましょうよ」と凄まれる。何様?
相手のためでなく、自分のために行動しているから、こういう言葉が出てくるのですね。ご不快な思いをされたことをお察しいたします。私のところにも、日々多くのご相談が寄せられる中で、このようなことを言われるケースはとても多いです。
「家を探し始めたころはワクワクしていたのに、最近は営業マンに煽られ続けて、疲れました」一生に一度の大きなお買い物で、なぜこのような理不尽な思いをさせられるのか?たいせつなご家族のイベントを、探しているときから
ぜひ、安心して楽しんでいただきたい!これも、私が創業をしようと決めた原動力です。
>エピソード4 セ〇チュリー(数字)
>物件の照会をしただけで営業攻勢が凄まじい。電話だけでなく、LINEからもコンタクトをしてくる。図々しい。
ここはフランチャイズのため、どこの店舗ももともとは別会社の地場の不動産会社です。そのため、店舗ごとのムラが激しく、教育すらなっていない失礼なところもすごく多いのと、本部に上納するロイヤリティーが高額すぎて、やはり営業は苛烈なノルマを課せられているのです。
>その他
>メールのレスが遅い
>聞きたいことに応えない
>ネガティヴなことは伝えない
「人としてアウト」ですね。逆の立場ですが、私のところに相談に来られる方の中にも、やはりこういう方はいらっしゃり気持ちよくコミュニケーションが取れないので、フェードアウトするようにしています(笑)この仕事を通じてAさんのように人として尊敬できる方とご縁をいただけたことに改めて、感謝いたします。
Aさん、今回の物件を買う買わないに関わらず、引き続き、末永いお付き合いのほど、宜しくお願い致します!
(ここまで)
「類は友を呼ぶ」の言葉通り、最終的には自分と似ている担当者を通じて契約し、家を買っている、そんなふうに思います(^^)