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2021年1月2日

さて、今回は契約後トラブルのご相談についてです。

 

ふらっと見に行った建売住宅のモデルハウスで、営業マンのセールストークにやられました。

 

「今日、決断しないと売れてしまう。」とちょっと気に入った物件出てきたところで言われたそうです。

 

で、そのまま申し込みをして、その後に契約。

 

契約についても、「仮契約」と勘違いしていてなんだか簡単に解約できる、と思っていたとのこと。

 

ですが実際、いざ解約したいとなったら、途端に不動産会社の営業マンが豹変します。

 

手付金だけならまだしも、最悪、物件価格の20%を違約金として支払うリスクがあるのです。

 

今回のケースだと、3,480万円の新築戸建だから、約700万円の違約金を支払うリスクが伴います。

 

不動産の契約は消費者契約法の適用除外です。契約から一週間以内だったら解約可能という「クーリングオフ」ができません。

 

ですので、一時の感情で決めずに、契約は石橋を叩き割るほど慎重に進んでください。

 

日々、ご相談を受けていると、不動産は高額商品の割には、安易な契約をするケースが多いです。

 

契約をしてしまったら最後、無傷の解約は不可能と思ってください。

 

契約をしてしまったら、対等の関係です。

 

プロにカモられない、しっかりとした理論武装をする必要があります。

 

不動産の素人だとしたら、信頼できるプロを通して契約へと進んでいただきたいです。

 

真のプロは「いまのまま賃貸に住み続ける」という提案ができます。

 

ただただ、買わせようと考える隙を与えないようにする営業マンは信頼できません。ぜひ信頼できるプロと出会っていただきたいと思います。

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