住まい選びコンシェルジュの育成
2021年1月2日
2021年1月2日
さて、今回は近況のご報告になります。
このところ、個人の方のご相談に加えて、不動産会社やハウスメーカー向けの資格・研修制度の仕組みづくりをしています。
私の提供しているサービスは、不動産のプロである巷の不動産会社やハウスメーカーがきちんと「クライアント・ファースト」の仕事をしていれば必要がないと思っています。
「オリンピックまで値上がりするから、急いで!」
「低金利でお買い得!」
「そんなに迷っていると買えない人になる」
「賃貸は家賃がもったいない。持家は資産になる」
・・・とまあ、家を探している人のためというより、明らかにノルマ達成のための自己満足のことばばかり。
これでは「誰を信じていいかわからない」「言葉が軽い」と高額な商品を買うにはいまひとつ、信用を置けないのも
無理はない話です。
私は今回の業界向けの資格・研修制度で、以下のような対応ができる会社と人材の発掘と選別、育成を行ってまいります。
・クライアントの話をじっくり聞いたうえで、自社商品よりも他社商品を勧めることができる
・状況によっては、現在の家に住み続ける選択を勧める
・家を売ることではなく、クライアントとその家族が幸せになることを使命として働いている
・クライアントと歓びを分かち合うことが楽しくて幸せ
・クライアントからの感謝の言葉が、仕事のいちばんのやりがい
これは、私自身が仕事を通じて実感、体験しているものです。
「売ってしまえばおしまい」やノルマ達成のために、ただ売ることばかりを考えているよりも、絶対に楽しいです。
だって、売った後もずうっと、クライアントと仲が良くて忘年会したり、ご自宅に招かれて食事したりできるんです(^^)
お子さんから感謝状をいただいたり、モノやお金に換え難い精神的な充足感がハンパなく得られます。
一人一人の営業マンさんは、自分にも奥さんがいて、子どもがいて、誇りを持って働きたいと思っています。
年々、そういった方が増えてきている機運を感じるので、まずは不動産会社やハウスメーカーの経営サイドに意識を
変えてもらう必要があるのです。
今年は業界健全化に向けて、そこを重点的に改善する仕組みづくりを行っていきます。
いつしか当社団が存在意義を失って、解体できる日を目指して―