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住まい選びの総合医

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相談無料の理由

2021年1月2日

このところ、セミナーや相談の申し込みをいただく際に、「ほんとうに無料なんですか?」とよく聞かれます。

 

「タダより高い物は無い」

「何か裏があるのではないか?」

 

・・・と無料だとかえって不安に思われる方もいらっしゃいますが、実はクライアントさんにとっても、そして一番は私にとって、良いしくみなんです(^^)

 

なぜかというと、私がクライアントさんとの関係でいちばん、たいせつにしたいのは住まい選びをしているとき以上に、「契約して鍵を引き渡した後」だからです。

 

物件を売るのが仕事ではなく、クライアントさんが豊かな人生を送れるよう、不動産資産を適正に管理するお手伝いが私の使命です。

 

というのも、住宅ローンを利用した住宅購入において「買った時点では自分のものではない」からです。

 

契約を終えて、鍵の引き渡しを受ける日、司法書士を通じて法務局に不動産登記をします。

 

このとき、登記簿謄本には「抵当権○○銀行」といって、借りる銀行の名前が必ず、入ります。

 

抵当権とは住宅ローンなどでお金を借りたときに、家と土地をその借金の担保として確保しておくためのものです。

 

わかりやすくいえば、住宅ローンの支払いができなくなったときは、その家と土地を銀行が取り上げますよ、と契約できる権利のことです。

 

つまり、鍵を受け取った時点では、抵当権が付いた「不完全な所有権」です。

 

完全に自分のものになるのは、住宅ローンを完済した時です。

 

 

・勤務先の倒産

 

・転職による収入減少

 

・がんで入院治療

 

・交通事故で入院

 

 

不吉な話ばかり挙げて恐縮ですが、住宅購入後に予期せぬ収入減少が生じて困ってしまった事例をたくさん見てきました。

 

この仕事をしていると、ほんとうに人生は何が起こるかわからないことを実感します。

 

極端な例ですが、契約して鍵を受け取った二日後に債務者のご主人が交通事故で帰らぬ人となってしまったご家族もいらっしゃいます。

 

こんなことが起きると、大半の方は動揺し、何をして良いかわからなくなるのです。でも、不動産を含めた資産のことはとても重要事ですので放っておくわけにはいきません。

 

人は何事も無いときは感じませんが、いざという時には信頼できる人間関係があることの有難さを痛感します。

 

物件を売るのが仕事だったら、住まい選びの最中は耳障りの良いことだけを言って、クランアントさんには気分よくしていただければ良いのかもしれません。

 

しかし私は、クライアントさんに住み替え後に幸せに暮らしていただくために、この仕事をしています。

 

私はご家族の生命と財産を守る、不動産というたいせつな財産を一生涯、適正に維持管理できるようにサポートします。

 

物件購入ではなく、住宅ローン完済時をゴールに設定しているから当然、末永いお付き合いになります。

 

ですので住まい選びの最中というのは、クライアントさんはもちろん私も、お互いに相性を見極める「お試し期間」です。

 

金銭の生じない関係性で、居心地の良さだけでなく、信頼し合う関係が構築できるかを確認し合うのです。

 

「この人に自分の不動産資産を任せられるか」という厳しい目で、見極めていただきたいです。

 

「住まい選びの無料相談」は、お互いの本質を知り合うために、とっても必要なしくみだと感じています(^^)

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※勉強会・相談において商品やサービスの売込等は一切、行っておりません。

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