「コンシェルジュ」と呼ばれる人
2015年4月20日
2015年4月20日
しつこい売込の電話に困ったり、嫌な思いをされたことはありませんか?こうしたことをしてくるのは、おおむね売れない会社やセールスマンです。「トップセールス」と呼ばれる人たちは、業界を問わず、まず「売り込み」をしません。
そもそも売り込みをなぜするかと言えば、モノを売っているからではないでしょうか。「え?」何を当たり前のことを言っているの?と、思われましたか。
トップセールスは「モノを売るのではなく、問題を解決すること」をミッションとしています。クライアントさんの幸せを願い、どうしたらそのお手伝いができるかを常に、最優先します。
そのためにはまずは、クライアントさんのことを知るために、じっくり話を聞きます。そのうえで、場合によっては話を聞くだけで終わったり、同業他社を勧めます。このほうがクライアントさんの問題解決に繋がると判断したからです。
運が良くトップセールスと出会えた人は安心して知人に勧めますので、トップセールスは人のご縁が絶えません。ですので、そもそも売込の電話をかける必要が無いとも言えます。
一方、売れないセールスマンは「数うちゃ当たる」でとにかく、電話をかけまくります。会社全体がノルマを課している場合もありますので、その本人に限ったことではない場合もあります。ですが共通しているのは「売れれば、いい」という気持ちではないでしょうか。
そもそも、メールやラインが普及した今の時代、電話なんてかかってくる状況は親か、家族か、親しい友人が緊急でかけてくる、非常事態に限られるのではないでしょうか。あまり自分のことを知らない他人にやすやすとかけて欲しい、なんて微塵も思わないですよね。
ですので「電話がかけられる」こと自体「相手の幸せよりも自分の幸せを優先する人」と言えるのではないでしょうか。このような人は「自分の幸せが何なのか」すら、気付いていない可能性がありますが・・・
あと、そうですね、売れないセールスマンも時折、ラッキーパンチたったり、押しの強さだったり、ノリの良さだったり、持ち前の人懐こさだったり、口のうまさやで売れますが、じっくりヒアリングもせず売ることばかり考えているので、クライアントの購入後の満足度が低いので口コミが拡がりません。ですので一時的に売れたとしても、長続きしないのです。
商いの基本は「自分善し」「相手善し」「世間善し」です。より多くの人と歓びを分かち合うことで、持続可能な商売が具現化します。
クライアントさんの幸せを本気で願い、歓びを分かち合えるトップセールスと呼ばれる人は、会うと意外なほど清々しく、爽やかです。それはものを売るセールスマンではなく、問題解決を手伝う「コンシェルジュ」だからです。
あなたも一度、トップセールス=コンシェルジュと呼ばれる人とお話ししてみたくありませんか。