安心感にこだわった中古住宅の選び方
2015年6月12日
2015年6月12日
昨日初めてお会いしたクライアントさんは現在、埼玉県にお住まいの生後2か月の赤ちゃんを抱っこした若いご夫婦でした。
ご主人、奥様ともに地方の自然豊かな場所のご出身で、関東に土地勘が全くない中、都内勤務のご主人の通勤を考えて、はじめは茨城なども含めて首都圏広範囲でお探しでしたが、資産性やお好みなども考慮して横浜・湘南エリアで重点的に探すことになりました。
これまで、大手ハウスメーカーが集う住宅展示場や工務店に出向いて、土地を購入して注文建築を建てられようと試みて、実際に土地をご見学されてきたとのこと。しかし「新築プレミアム」が気になり、中古戸建も視野に入れて探すことにしました。
というのも、ご主人のご実家のお父様がいずれ同居することも考えて、住空間を柔軟に対応できるようにされたいご意向のためでした。建物はどんなにこだわりを持って建てても、いまの日本の不動産市場では約25年で価値が0に収束することを考慮した結果です。
築年が25年以上の中古戸建は、土地のみほぼ同価格で住めるとすれば、とてもお買い得ではないでしょうか。あとは、建物に精通したプロによるホームインスペクション(住宅診断)制度を利用して、購入後に後悔の無い住まい選びをしていただきたいと思います。
まだ小さくて可愛い赤ちゃんを連れて、奥様も子育てでお疲れの時期、遠方からの住まい選びはほんとうにたいへんかとお察しいたしますので、調べられたいことはお気軽にご相談くださいませ。
私も、小5の息子と小1の娘を持つ父親ですが、生後2ヶ月の息子と産後疲れの妻とともに家探しをしたとき、とてもたいへんだったことを覚えていますので、どうぞ私を手足としてご利用いただければと存じます。
○○様、今後とも宜しくお願い致します。
(参考)ホームインスペクションとは?
・高レベルな検査精度と 100項目を超える独自のチェックリストで、入居後に発生しうるトラブルを未然に防げる
・「欠陥住宅」「買ってはいけない住宅」をつかむリスクを減らせる
・建物に問題がないか、専門家がチェックすることで安心感が増す
・リフォームや修繕に「いつごろ」「どこに」「いくらくらいのお金がかかるのか」がわかる
・中古住宅のメリット・デメリットを知った上で判断できる
・ホームインスペクターの知識・経験に基づく、買い手側の立場で見た報告・アドバイスを受けられる
・ご依頼者と売主の今後の関係に配慮しつつ、冷静かつ的確なコミュニケーションが行われる
・結果の概要がその場でわかるほか、詳細報告書がお手元に届き、住宅資産価値を維持するための大切なデータ「住宅履歴書」として保管できる