じっくり楽しくあなたと住まい選び

住まい選びの総合医

公式ブログ

「HOUSE」と「HOME」

2015年4月4日

私が扱っているものは「HOUSE」ではなく「HOME」です。

HOUSE=建物=ハード  HOME=家庭=ソフト

HOUSEだと、もの=商品ですので、契約して引き渡してしまえば、お客様との関係もそれで切れてしまいます。

HOMEですと、引き渡した時点からが、ほんとうのお付き合いの始まりになります。

この意識の違いが、住まい選びのお手伝いをしていくうえで、とても大切だと感じます。

とかく、住まいというものは、いくらハードだけが良くても、ソフトである人間関係に問題があると、何ら楽しくも、快適な空間でも無くなってしまいます。

人は社会的な生物ですので、他社との関わりなくしては生きられません。

引っ越した後の新居では、新しくて快適な面ばかりではなく、ご近所さんとの様々な人間関係や場合によってはトラブルも起こり得ます。

私のmission=仕事は、単なる物件を紹介することではなく、「住まいの問題解決」だと考えています。

ですので、引き渡した後も、顧問弁護士などの協力を仰ぎながら、決して争うことなく、穏やかな生活ができるように適切な支援を続けてまいります。

空気といった、大切なものほど、目に見えません

心地良い人間関係、明るい雰囲気、そんなものが実はいちばん、住まいを構成する要素としては大切なのではないでしょうか。

目に見える「HOUSE」と目に見えない「HOME」はまさに、車の両輪です。

どちらも欠くことができない大切なものだと、日々の仕事で感じています。

人と地球のご縁を紡ぐ

2015年4月3日

住まい選びのお手伝いをしていると、不動産というものは地球という惑星の表面のごく一部を扱う仕事だと感じます

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数十億年という、地球が誕生から刻んできた時間軸からすれば、閃光のように儚い時間を生きる私たち

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ほんの一瞬、地表面のどこかほんの小さな部分を所有することをお手伝いさせていただいている、そんな感覚です

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そんな、大自然のダイナミズムを感じるとき、この仕事がとても面白いと思います

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住まいが決まるときは、みなさんとても自然で、おおらかな笑顔になり、そんなときは人と地球のご縁というものを感じます

「見えないもの」の大切さ

2015年4月2日

つい先日、41歳になりました。

若い時は、あまり感じませんでしたが、この歳になると「見えないもの」や「見えにくいもの」の大切さを強く感じるようになりました。

たとえば空気―生きていくのに不可欠ですが見えませんし、水は見えますが、透明です。

見えないもの(見えにくいもの)は、住まいを選ぶときにも、すごく大切だと感じています。

ネットでSUUMOや不動産会社の物件情報を見ると、写真などはありますが地盤の状態や街の雰囲気、安全性などの情報はほとんど得られません。

それと探している価格帯(予算)について「どうやって決めましたか?」と聞くと、「各銀行のホームページなどの住宅ローン借入額試算で出てきた数字です。」なんて答えが返ってくることがあります。

ここに、住まい選びの際の見えにくい2つの大きな落とし穴があります。

・債務不履行リスク

・災害(資産価値下落)リスク

債務不履行リスクとは、住宅ローンの支払いが家計を圧迫して最悪の場合、支払えなくなる危険性です。

災害リスクとは、買った後に近くの川の水が溢れて床上浸水してしまったり、といった自然災害による危険性です。

実はその場所は過去に何度も大雨の時に浸水していたとか、がけ崩れがあったり、津波の被害に遭っていたなど、何らかのリスクを孕んでいる土地であることも、多々あります。

この2つの情報は、住まい選びにおいてとても大切ですが、見えない、もしくは見えにくいです。

ネット上で提供されている借入額試算では、適正な住宅ローンを算出するうえで、とてもたいせつな要素が欠けている場合があります。

また、SUUMOや不動産会社で物件資料を請求するところからの住まい選びは、土地の建物が孕むリスクが見えにくく、そもそもそのことに気付かないまま、契約に至ってしまう場合があります。

不動産会社でも最近、FP(ファイナンシャル・プランナー)による住宅ローン診断などを行って、適正な予算を計算してくれることを謳い文句にしているところがあります。

でも、不動産会社の営業マンは、できるだけ高い物件を買わせたいと思って、予算をできるだけ上げようとするのではないでしょうか。

また、気に入った物件のリスク情報など、親切に教えてくれる営業マンなど、どのくらいいるのでしょうか。

「安心感にこだわった住まい選び」とは、実はこの探している予算や物件を決める際にたいせつな「見えないもの」の情報提供にトコトン、こだわった住まい選びとも言えます。

ワクワクすること

2015年4月1日

住まい選びのお手伝いをさせていただくうえで、目に見えにくい情報をお伝えすることをたいせつにしています。

私は、さらに情報だけでなく「気持ち」「感情」「雰囲気」「感覚」「楽しさ」といった見えないものも、気を配るように心掛けています。

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ひとことで言うと「ワクワク感」といったものでしょうか。

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住まい選びは、一生の間でそう何度もあることではない、ご家族にとってたいへん大きなイベントですので、探している間もできるだけワクワクしていただきたいと感じます。

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「楽しくて、役に立つ、住まい選びのお手伝い」を私自身もともにワクワクしながら、携わらせていただいております。

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昨日、横浜は満開になりました♪

「住まい選び」という「RPG(ロール・プレイング・ゲーム)」

2015年3月31日

この仕事に携わっていると、時折感じることがあります。

それは、「ああ、このご夫婦は一見、住まいを探しているようで、実はご夫婦にとって心地良いライフスタイルを探しているんだな」ということです。

様々なエリアと実際に物件に足を運んで、見て、感じていくうちに、ご主人と奥様の好みの違いが出てきます。

たとえば、ご主人は広さにこだわり、奥様はエリアにこだわる。

もちろん、予算が無限にあれば双方の要望をすべて満たす物件はたくさんあります。

ですが、ほとんどの方は無理なく購入できる、限られた予算の中で物件を探す旅をします。

ここが、住まい探しのいちばんの「肝」です。

面白いのですが、住まい探しがこの段階に入ると対象が「外」ではなく、「内」に大きくシフトしています。

どういう事かと言うと、限られた予算とエリアのなかで、ご夫婦の要望を完璧に満たす物件はこの世に存在しない、という事実です。

これ、結婚相手を決める時とも似ていますよね。「白馬に乗った王子」はいないし、実際にいたら、ちょっと気持ち悪い、というか引きませんか(^^;)

人のご縁も、住まいのご縁も共通して言えるのですが、「あばたもえくぼ」と思えるような、短所もかわいく、魅力的に見える。

そんなところが良かったりもするんですよね♪

それともう一つ、気付くことがあるのですが、意外と、ご主人と奥様の間でコミュニケーションが取れていない、ということです。

一番多いパターンが、奥様の言い分を、ご主人が聞いているようで、実は聞いていない。そして、ご主人はご自身の要望を、奥様に伝えているようで、実は伝えていない。自己完結に陥っています。

結局、住まい選びは、ご夫婦のコミュニケーション問題に行き着くというのが、この仕事に携わっていて実感することで一番、大きなことかも知れません。

これ、目に見えないけどすご~く、たいせつなことです。

我が家の住まい選びの時もそうでしたが、夫婦のコミュニケーションの良否が、住まいとの良縁を紡げる一番のポイントだと思います。

ですので、私はよく「お二人の間で、よく話し合ってください。それまでは実際に物件を見て回るのを少しお休みされた方が良いですよ」と助言させていただいております。

住まい選びは、ご夫婦のそれぞれの価値観をトコトン、ぶつけ合って、お互いを尊重し合うところからが、ほんとうのはじまりです。

この、ご主人と奥様のガチンコ勝負に私も立ち会い、ともに成長をさせていただける。

住まい選びとはRPG、ロール・プレイング・ゲームだと感じます。その場に立ち会わせていただく私は、手加減なしのまさに、常に「全人格の勝負!」です。日々の自己研鑽を怠る暇は、ございません。

ご年収の何倍もかけて、長い人生を賭ける高いお買い物です。

ご主人、奥様それぞれの人生にとって「たいせつにしていること」をじっくり考えて焦らず、ゆったりと進めてみるのも良いのではないでしょうか。

横浜市歌

2015年3月30日

わが日の本は島国よ 
朝日かがよう海に 
連りそばだつ島々なれば
あらゆる国より舟こそ通え

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されば港の数多かれど 
この横浜にまさるあらめや
むかし思えば とま屋の煙 
ちらりほらりと立てりしところ

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今はもも舟もも千舟 
泊るところぞ見よや 
果なく栄えて行くらんみ代を
飾る宝も入りくる港 

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1909年(明治42年)7月1日に行われた、
横浜港の開港50周年記念祝祭にて披露
されて以来、市民に歌い継がれています。

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作詞は森林太郎(森鴎外)で現在も
市立の小学校では、校歌とともに
歌唱指導されています。

開港記念日(6月2日)や卒業式、市大会
などの行事で、演奏・斉唱されています。

私の故郷の信州も、信濃の国という、
ほとんどの県民が歌える歌がありました。

住んでいるところに、歌い継がれる歌が
あるのは、なんだかとても豊かで幸せな
気持ちになります♪

戸建とマンションを見比べる

2015年3月28日

先日、テレビでお笑い芸人コンビ「ダイノジ」の大地さん家族が、住まい選びをする企画を見ました。

予算は5,000万円で当初は戸建で探していたのですが、なかなかご主人と奥様双方の要望を満たす物件が無く、それではマンションも検討しましょう♪という流れになりました。

その不動産営業マンが提案してきたのが、なんと4,980万円のマンション!

「ええっ!」と驚いているうちに大地さん、そのマンションを気に入ってしまいます。

営業マンも大喜びで、あれよあれよという間に契約か!という流れ。

「あわわわわ・・・」私は一人、テレビのこちら側で慌てていました。

しかし、その場で契約ではなく、持ち帰って考えることになり、少し日が経って契約をしようとしたら、そのマンションは他の人が申込をしてしまっていました。

大地さんはがっかりして、スタジオで報告をしていたのですが、コメンテーターの方々がみな、口をそろえて「物件はご縁なんだから、その場で契約できるように、いつもハンコ持ち歩いてなきゃ、ダメよ」なんてことを言っていました。

この話、実は住まい選びをする上で、すご~く大きな落とし穴があるんですけど、読んでみて、どう感じられましたか?

そうです。戸建とマンションの予算が同じであることが、とて~も大きなリスクを孕んでいます。

マンションは、ご存知の通り戸建には無い管理費や修繕費、そして車を所有していれば駐車場代がかかります。首都圏ではおおむね、月4~5万円といったところでしょうか。

月5万円で計算すると、1年で60万円。10年で600万円。30年で・・・1800万円になります。

戸建とマンションを見比べる場合、この金額を考慮する必要があるのではないでしょうか。

そうしないと、同じ価格の戸建とマンションを比べると当然、マンションのスペックの方が良く見えることが多いのです。

「燃えるゴミ」と「燃やせるゴミ」の違いのように、「買える価格」と「買う価格」は、大きく異なります。

大地さん、仮にこのマンションが契約出来て、住宅ローンの審査をした場合、普通に通ってしまいます。

銀行もローン審査の際の返済比率を計算する際に、管理費等は考慮しません。なんとも、不思議です。

「安心感にこだわった住まい選び」には、こうした一見、わかりにくもの、目に見えにくい情報ほど、とてもたいせつなんだと思います。

ヒューマン・スケール

2015年3月27日

久しぶりに旧東海道を歩きました。

権太坂のあたりをぶらりとしたのですが、やはり旧街道は趣があって、いいですね。

旧街道の特徴は、道路の幅と、曲がり具合

マニアックな話になってきましたが、自動車などなかった、人が往来の主役の時代の道は、やはり人が心地よく感じるように造られています。

「ヒューマン・スケール」とも言います。

この視点は、住まい選びでエリア選定をするときにも、役に立ちます。

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道が広くて、車社会には移動が楽で、便利。だけど何となく落ち着かない街

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「狭く曲がりくねった路地がいっぱいで、散策しててすごく、ワクワクする。でも、車移動が大変そうだな~

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街の個性と、ご家族のライフスタイルが溶け合う時、住まいとの良いご縁が紡がれるのだと感じています。

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「横浜・湘南、そして神奈川」という場所

2015年3月26日

私は、横浜・湘南とそれを取り巻く神奈川エリアが好きです。

この場所を中心に住まい選びのお手伝いをしているのだから、「好き」という思いを抱いていることは至極当然かとは思いますが、全国的に見てもとても魅力的なエリアだと思います。

私は、東京の資産運用会社時代に全国200か所以上の自治体に視察に行っていましたので、北は北海道から南は沖縄まで、ほぼ
すべての日本の都市、人、自然を見聞して回りました。

そして気付いたことが、横浜、湘南、そして神奈川という地域の良さです。

何が良いかと言いますと「無いものが無い」のです。

街も、山も、海も、川も全部あり「ぎゅっ」とコンパクトにまとまっています。

たとえば、私が住んでいる横浜市港南区からは東京駅まで60分、みなとみらいまで20分、鎌倉20分、江ノ島まで40分、箱根の温泉も60分です。

四季折々の楽しみも満喫していて、冬は三浦半島にイチゴ狩りに出掛け、春は三溪園の桜、GWは横浜八景島シーパラダイスの海岸で潮干狩り

梅雨は鎌倉の社寺に佇むあじさい、夏は湘南海岸で泳いで、秋は山下公園や日本大通りの銀杏の紅葉を愛でる・・・

首都東京、温泉、山、海・・・一時間圏内でこれだけの楽しさと豊かさを味わえる地域は、おそらく日本全体で見ても横浜、湘南そして神奈川エリアだけではないでしょうか。

私は、18歳まで信州で生まれ育ち、妻は私と結婚するまで埼玉の実家から東京に通勤していました。

一度住んだら、やめられない。それが、ここ横浜、湘南そして神奈川エリアの魅力です。

この場所を舞台に、住まい選びのお手伝いができることは私にとって天職であり、とても幸せなことです。

ぜひこれからじっくりと、横浜、湘南そして神奈川エリアを舞台とした住まい選びや、日頃ワクワクしたり感じたことを、徒然なるままに書き連ねて行きたいと思います。

ホームページを公開しました!

2015年3月25日

一般社団法人 住まい選びコンシェルジュ協会のホームページを公開しました。

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※勉強会・相談において商品やサービスの売込等は一切、行っておりません。

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