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住まい選びの総合医

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住み替え支援をしたクライアントさんからの嬉しい言葉

2021年1月2日

さて、今回は先日、無事に鍵の引き渡しを終えられたクライアントさんから嬉しいメールをいただいたので、その文面をご紹介します(^^)

(ここから)

山田様

今日まで、支えて頂き有難うございました。

3月に賃貸契約終了の知らせが来てから、急に自分の住まいについて決めなければならない状況におかれました。

今までの環境を気に入っていたので、本当に困ってしまっていました。

最寄りの■■■■(大手不動産会社名)に行くも、気持ちに何か引っかかるところもあり、知人からは、違う立場の人の話も聞いた方がよいと言われ、随分調べました。

今回、山田さんと出会う事ができ本当に良かったと思っています。

こちらから連絡をしておきながら、始めは大変失礼な事を言ってしまいました。申し訳ありませんでした。

本当に信用できるのか?大丈夫なのか?全て自分一人で判断しなければなりません。

独身女性が住まいを決めるのは本当に大変です。

相談をさせて頂く中で、山田さんの対応や目指しているものが、私にも理解でき信頼に繋がったと思います。

そして、納得した気持ちで今日という日を迎える事ができ、心から感謝しています。

今日のプレゼントにも、感激しました。早速、部屋に飾り香りも楽しんでいます。(自分の好みの香りでした)

自分の住まいとしては、今日からのスタートです。

今後も、山田さんに相談させて頂く事もあると思います。

今後ともよろしくお願いします。

 

M様(協会認定住まい選びコンシェルジュの担当者名)この度は、大変お世話になりました。

最後まで、丁寧な仕事ぶりに「Mさんで本当に良かった」と改めて思いました。

常に、私の立場に立って考えてくださり、丁寧にわかりやすく説明してくれました。

「何でも聞いてください」という気持ちが伝わる対応に、安心しながら進める事ができました。

本当にありがとうございました。

お二人の今後のさらなる御発展、御活躍を心よりお祈りしております。

千葉市 Sさま

(ここまで)

クライアントさんからの感謝の言葉が、この仕事の醍醐味であり、やりがいです♪

私の住まい選び

さて、今回は私自身の自宅購入のときのお話です。

クライアントさんからも、「山田さんは、どうやって家を買ったんですか?」と、よく聞かれます。

実は、自宅購入の体験が、住まい選びの総合医のサービスを提供するきっかけにもなっています。

28歳で結婚して、一年ほどが過ぎた2004年の冬、駅前で配られていたチラシに目がとまりました。

「○○駅徒歩〇分 この比類なき場所に住まう」

そうです。分譲マンションの広告です。

なんだか心が躍って、嬉しそうに妻に報告しました。チラシを見た妻も、なんだか楽しそうです。

「モデルルームができるんだって。行ってみようか?」

「うん!」

二つ返事の妻と、週末にモデルルームに行きました。

浴室乾燥機や床暖房など、はじめて見る最新の便利な住宅設備にワクワクがとまりません。

住んでいた賃貸よりも広くて、天井も高いし、ペアガラスで防音性や断熱性も高い!

当時住んでいた公団住宅(現在のUR賃貸)は、壁も床も薄くて、子どもが生まれたら気を遣いそう

翻って分譲マンションは壁も床も、住んでいた賃貸の2倍くらいありました。

どう考えても、今よりも快適な生活が保障されている、当時はそんなふうに思いました。

 

「でも、僕らに買えるのかな?」

 

ワクワクして夢を見た後、一抹の不安が襲いました。

 

「資金計算をしてみましょう」

 

やさしそうなモデルルームの営業マン。名前はたしか廣瀬さんでした。

廣瀬さんは手際よく、私の勤務先や年収の情報をパソコンに入力していき、資金計画を作成しました。

出来上がったものを見ると、家賃よりも2万円ほど上がる程度でした。

「僕らにも買える!」期待が確信に変わった瞬間です!

今思えば、当時の私の仕事は公務員。借金も0だし当然、買えますよね(^^;)

そんな基本的なことも全然知らなかった、不動産のずぶの素人でした。

買う気モードに入った私たちに、廣瀬さん、さらにガソリンが注入します!

「気に入ったお部屋は、ほかにも買いたい方がおられるので抽選になります。」

 

 

おお!なんと!そんなに人気なのか~!

 

迷っている場合ではないと、すぐに申込金10万円を入れてしまいます。

その後、抽選会が行われて、結果は・・・残念ですが、落ちました(涙)

「うわあ・・・」妻とともに失望して帰宅後、営業の廣瀬さんからメールが入っていました。

「山田さん、抽選は残念でしたが、朗報があります。実は同じ階の反対側のお部屋にキャンセルが出ました。」

「おお!」と舞い上がりかけましたが、そちら側は検討の際に外していました。

でも、人は不思議なもので、大きな落胆のあとで同じものでも救いの神のように見せられると、以前に比べてよく見えてきてしまいます。

加えて、廣瀬さんのメールでも、「ここは○○でお勧めです。」と冷静にセールストークを展開されてすっかり買う気になりました。

妻も特段、問題ないということだったので、そのキャンセル住戸で契約する流れになったのです。

契約した後は、仕事帰りに毎晩、建築中の現場に立ち寄って、我が子の成長を見守るように完成に近づくさまを嬉しそうに眺めていました。

ただ、寂しいなと思ったのは、契約が終わるとあれだけやりとりしていた廣瀬さんからはぱったり、連絡が途絶えました。

その後は流れ作業のように担当者が入れ替わりながら、引き渡しまで続きました。

まだ1歳になるかならないかの息子を連れて、引渡し前の確認やさまざまな手続きをする最中、息子が大泣きしていても、無表情の担当がいました。

売ってしまえば、それで関係はおしまい。あれだけ親身に資金計算などの購入相談に乗ってくれたのは、ただ買わせたいだけだった・・・

「なんだか、寂しいなあ。」

人生の一大イベントであり、大きなお買い物の割には、無機質な対応だなあと感じたのです。

不動産という大きな資産を、適正に取引するのはもちろん、物件というものの繋がりではなく、クライアントとコンシェルジュという人と人の信頼関係で繋がりたい。

この時に感じたことが、社団法人住まい選びコンシェルジュ協会の原点ではないか、と感じています。

住宅購入を成功する人と失敗する人のシンプルな違い

さて、これまで私のところには、大きく分けて2種類の相談に来られています。

・正しい選択のもと家を購入したい

この方々は、私の適切なサポートのもとで家を購入したことで、それまでより幸せになり、さらなる幸せを求めて
相談のリピーターになっています。

・間違った選択をした家を購入した

こちらは、どんどん転落していって助けを求めて相談に来られた方です。

どちらもたくさんいらっしゃいました。

では、この方々の選択の「正しい・間違い」はどこにあるのでしょうか?

それは「家を買うこと」自体を目的としたのか、それとも、「家を買った後に、家を通じて、自分やそこで暮らす家族が幸せになること」を目的としたかであると思います。

間違った選択した方は、チラシやネットで物件を見て、モデルルームに行って、「いいな~」と思って契約をした方です。

「え!?住宅購入では当たり前じゃないの?」と思われた方は要注意です。「売主直売」もほんとうに契約後のトラブルが多いです。

だって、売る側も買う側も結局は家という「モノ」でしかつながっていない関係ですよね。

だから当たり前ですが、契約までは営業マンはすごく優しく、エスコートしてくれます。でも契約したら、途端に手のひらを返したように「知りません。存じません。」の一点張り。

まるで「釣った魚には、餌をやらない」ようなケースはほんとうに多いのです。日々、入ってくる契約後の相談で
つくづく、感じています。

売る側は利益に執着して、買う側は家に執着している。どちらもモノやお金しか見ていないので、同じ土俵に立ってしまっています。

幸せな家探しをする上で、いちばんたいせつな「なんでも相談できる信頼できる専門家」が欠けています。

契約後や、住んだ後のトラブル相談の大半は、このようなケースばかりです。

「金利が低い今が買い時」とか

 

「他の方に買われてしまいますよ」とか

 

「オリンピックまで上がるから早いうちに」

もちろんこういった営業マンがノルマ達成のために研修を受けたトークスクリプトで、煽られて買った家で幸せに暮らしている人もいます。

ですがそれはたまたまで、そのような買い方にはリスクが伴います。

やり直せる買物ならまだしも、高額な借金をする買い物ですから、一歩間違えば多額の損失を被る可能性があるのですから、そのようなリスクは最小限に抑える必要があります。

一時の感情でワクワクして「買いたい」と思っても、冷静にそこの災害リスクや防犯、健康リスクなどの目に見えないけど大切なネガティブ情報を、しっかり伝えてくれる人から買っていただきたいです。

幸せになる家を手にする人は「家を買いたい」のではなく、「買った家で幸せに暮らしたい」と考えている人です。

家を探している段階から、実は家というモノではなく、適切にそこへ導いてくれる、信頼できる専門家=人に焦点をあてています。

信頼できるプロと出会えたのであれば、それは私でなくとも構わないと思います(^^)

できれば、私の社団法人のような活動は一日も早く解散して、どこの不動産会社へ行っても、住み替え後のクライアントの幸せにフォーカスした担当者と出会える状態がベストだからです。

 

いつ買うのが正解?

さて、今回は「住み替え時」についてです。

私のところには日々、さまざまなクライアントさんが相談に来られます。

 

・単身の方

 

・婚約をしたお二人

 

・ご夫婦の方

 

・赤ちゃんを連れた方

 

・保育園のお子様連れ

 

・小学生のお子様連れ

 

・中学・高校生のいるご家族

・・・などほんとうにいろいろなライフステージの方がいらっしゃいます。

「では、理想の住み替え時っていつ?」

そんな疑問が湧いてきます。

でも、実は当たり前ですがこの問いに正解はありません。

ご家族それぞれの正解があっていいんですよね。

ただ、客観的プロ目線からお伝えできることがあるとすれば、「早いほど良い」と思います。

どうしてかというと、大きく3つの理由がありますので、これから詳しく書いていきたいと思います。

 

一つ目は「住居費の節約」です。

 

過去の私の住み替えを思い返してお話しすると・・・

・学生時代~社会人2年目 at千葉

5万円/月×12か月×6年=360万円

・社会人時代 at横浜
6万円/月×12か月×6年=432万円

・結婚初期 at横浜
8万円/月×12か月×2年=192万円

・14年間におよぶ賃貸生活で大家さんにあげたお金
360+432+192=984≒1,000万円

・・・

いや~、だいぶ、会ったことも無い、見ず知らずの大家さんを豊かにしちゃった~

というのが正直な感想です(涙)

 

見ず知らずの大家さんを豊かにしてしまうくらいなら、買えばよかった!というお話です。

だってだってだって、変な話、学生時代だって仮に親にマンションを買ってもらって、そこに住めば良かった!と思います。

実際、自分の子どもが都心の大学に通う時は、港区あたりのマンションを買って住まわせます。

大学生活4年間で4~500万円も家賃で出てしまうより、5~600万円のワンルームを買えば、卒業した後は売っても貸してもいいわけです。

売れば多少の損失は出ても、それでも家賃ほどはいかないです。

貸せば年間で100万円くらい稼いでくれる、頼もしい稼ぎ頭になってくれます。

結論から言えば「賃貸生活は一切、不要だった」ということです。

独身時代はワンルームを買っては売って、エリアごとに住み替えていく。

新婚時代は2DKを買って住むか、家族が増えることを想定して3LDKか、もしくは戸建を買えばいい。

やどかりのように、そのときのサイズに合わせた家を買って売ってを繰り返すだけ。

なぜ私が賃貸生活をしていたか、といえば「そういうふうに思いこまされていた」に過ぎません。

世間一般の「持ち家は終の棲家」という感覚にとらわれていました。

だから若い頃は「まだまだ先の話」とか「自分には家はまだ買えない。早い」と勝手に思い込んでいました。

考え方を変えるだけで、自分はもっと金銭的に豊かになっていたんですね。

よく言われるのは「お金持ち」になるのは実は結構簡単で、支出を抑えるだけでいいです。

このご時世に収入を増やすのは大変ですが、支出は工夫次第で大幅に減らせます。

家計支出でもっとも大きいのは住居費です。

家賃にするか、住宅ローンにするか、決めるのは自分自身。

よく例えられるのは「お風呂にお湯をためる時、ちゃんと栓をしていますか?」ということ。

賃貸生活は、ともすると毎年小型車を買っては乗り捨ててを繰り返しているくらい、支出します。

その支出を将来の自分を豊かにする不動産資産に貯めていくかどうかは、発想の転換次第です。

長くなりましたが、家を買うと決めたなら早いほうが良い理由は、お金の面でした。

 

住宅ローンの借入ができないかも知れない、その二つ目の「健康リスク」です。

住宅ローンを借りる条件として、生命保険に加入する必要があります。

年齢が上がると、保険に入りづらくなります。

私自身、家を買った30歳前後は、健康診断に何もひっかからなかったです。

でもアラフォーのいま、結構検査項目でイエローカードが点灯します(汗)

正直、いまは家を買えるか自信がないです・・・

家を買うなら、住宅ローンが組みやすい若いうちだなあ~と実感しています。

 

三つめは、Quality Of Life(生活の質)です。

これは二つの点で、持家の方が高まる傾向があります。

一つは、「好きな場所に住んでいる」という歓びです。

やはり買うとなると、賃貸以上にしっかり吟味するので、賃貸より自分の好みに合った場所に住めます。

 

・旅行から帰ってきても寂しくない

 

・仕事が終わると早く帰りたくなる

 

・休日はリビングでくつろいでいるのが好き

 

・広いキッチンで料理をするのが楽しい

 

私がお手伝いをして家を買った方はみなさん、自宅が大好きです(^^)

好きな場所に住んでいると、毎日が楽しく、気持ちよく暮らせるので、自然と運気も上がります。

「仕事も私生活も以前よりも良くなった」という感想を持つ方が多いです。

生活の質の一つ目は、精神面の効用でした。

さて、生活の質の二つ目は、物質的な面です。

基本的に賃貸物件よりも、分譲物件の方が耐震性、耐久性が高く、音漏れや振動も少ないです。

なぜかと言えば、「誰のために建てられているか」の違いですよね。

賃貸住宅の目的は「大家さんが稼ぐため」です。稼ぐにはできるだけ、コストを抑えたいですよね。

それにはまずは、建物は必要最低限の質にして、じゃんじゃん家賃を払ってくれる人に住んでもらう。

だって、わざわざ壁を厚くしたり、耐震性を上げてもお金がかかったもったいないだけです。

自分が大家さんになった時の気持ちを考えたら、当たり前のことですよね。

 

一方で分譲住宅は住む人に選ばれる必要があります。

華奢で地震に弱く、壁が薄くて音漏れがするような住宅だと買ってもらえません。

だから、買う人にちゃんと選ばれるためにしっかりした造りの家になります。

賃貸アパートから持家に引っ越した人は、子どもを必要以上に叱らなくなったと言います。

賃貸にいた頃は、お隣や下の階のお宅が気になって、ついつい子どもを怒ったそうです。

日常でやはり、注意したり、怒る機会が多いのは、楽しい生活からは遠くなってしまいます。

これも結局「慣れ」であることが多くて、賃貸だと当たり前だったことが、持家を買った後は「異常」だったと感じる方が多いです。

「こんなに快適だったら、もっと早くに買えばよかった」

9割以上のクライアントさんが口を揃えて言うので、これは真実なのかも知れません。

私自身も、30歳で家を買ったのは早いほうですが、「もっともっと、早くても良かった」と痛感しています。

むしろ学生時代から通算14年の賃貸生活など、一瞬たりとも必要が無かった、とも思うのです。

もちろん、賃貸と持家、それぞれの特徴があり、どちらが良い悪いということではありません。

ですが、購入を検討しているのでしたら、早いほうがいいです。

 

要は賃貸人生でいくのか、持家人生でいくのか、どちら派かは決めたほうが良いと思います。

 

決めかねてだらだら時を過ごすのは、限られた時間がもったいないように思うのです。

家はいつでも買えるわけではない

さて、今回はちょっと悲しいエピソードです。

 

ご相談に来られたのは40代のご夫婦です。

 

「子どもも授かったし、そろそろ家を。」と夢を膨らませていました。

 

私が気になったのは、住宅ローンを組む主体であるご主人の年齢です。

 

私もそうなんですが、自分が家を買った30歳前後はそれほど、健康診断の項目も良好でした。

 

でも30代後半になり、40代に入ると、途端に検査結果で引っ掛かる項目が増えます(^^;)

 

実は、住宅ローンを借りるには、大きな生命保険に加入する必要があります。

 

どのくらいかと言えば、家を買えるだけの分の借入額相当の保険です。

 

数千万円分の生命保険に加入するって実は結構、ハードルが高いんですよね。

 

私も、今の自分の年齢だと、家を買える自信がちょっと弱いかもしれません(汗)

 

貸す側からしたら、やっぱり若くて健康な人に貸したいと思います。

 

保険会社だって、できるだけ保険は使わないようにしたいから、やっぱり同じ思いですよね。。。

 

オリンピックや金利、そして消費税増税などの経済情勢で煽られたり、急ぐ必要はありません。

 

ですが、住宅ローンの力を借りて家を買おうとするのであれば、ちょっと貸す側の気持ちになっていただきたいのです。

 

相談に来られた40代のご夫婦ですが、住宅ローンの仮審査の結果は「否決」でした。

 

減額承認でもなく、一銭も借りられないという判定が出てしまったのです。

 

プライバシーに関わることですので、詳細はお伝えできませんが健康リスクがあると判断されました。

 

そのために、住宅ローンの借入が可能となる条件の、生命保険に加入ができませんでした

 

「もっと早く、行動していれば・・・」ご主人の辛そうな表情が忘れられません。

 

奥様も残念そうですが、ご主人の気持ちを慮ってか、なるべく悟られないようにしています。

 

ご夫婦の心情は察するに余りあるほどで、私もなんと言葉をかけて良いかわかりません。

 

実は、こうしたケースはこのご夫婦だけではなく、50代の方や若いと30代後半の方でもあります。

 

何度も申し上げますが「家はいつでも買えるわけではない」ということを心に留めておいていただきたいのです。

家を買うためのお財布にいくら入っていますか?

さて、今回は家の予算についてです。ちなみに探している家の予算って、どうやって決めましたか?

 

よくあるのがネットの収入から算出するサイトです。

 

あとは「まあ、このくらいかな~」とか、毎月の家賃と同程度で逆算するケースも多いですね。

 

でも、ちょっと待ってください。

 

それだけのお金を貸す側の話を聞きましたか?

 

よくあるのが探していた予算ほど、借りられなかった!というケースです。

 

数か月探し続けてきたのに、実際はその半分も借りられない、なんてことが意外と多いんです。

 

例えると軽自動車しか買えない予算で、レクサスの販売店に足繁く通っていたようなものでしょうか。

 

貴重な休日はぜひ、ご家族とのたいせつな時間に使っていただきたいので、家探しが趣味にならないよう予算はしっかり、見極めていただくといいかもです(^^)

 

また、ネットの一括審査なんかも気を付けてください。

 

その人の勤務状況によって、最適な借入ができる銀行は異なります。

 

銀行によって数百~1千万円も借り入れできる額が変わりますし、金利などの優遇も違いが出ます。

 

ネットの一括審査だと、どうしてもこの点の細かな調整が出来ません。

 

要は貸出先を熱心に探しているところが登録していることが多いため、過剰な金額が産出されることもあります。

 

また、複数の銀行に同時に審査に出して、もしも全部審査に落ちたらたいへんです。

 

審査状況は全国すべての銀行間で共有されているので、「この人は同時に多くの銀行審査に落ちた。」という情報がリストに載ってしまいます。

 

貸す側からしたら、これってすごくネガティブな情報ですよね(^^;)

 

慎重に仮審査先の銀行を選べば、審査に通ることだって多々あるのに、なんだかすご~く、もったいないです。

 

仮審査で借りられる予算を知ることは大事ですが、焦ったり、安易に一括審査に手を出さないようにしましょう。

 

銀行も結局は、お金を貸すのが仕事で、親身になってくれるところは、意外と少ないのです。

相談無料の理由

このところ、セミナーや相談の申し込みをいただく際に、「ほんとうに無料なんですか?」とよく聞かれます。

 

「タダより高い物は無い」

「何か裏があるのではないか?」

 

・・・と無料だとかえって不安に思われる方もいらっしゃいますが、実はクライアントさんにとっても、そして一番は私にとって、良いしくみなんです(^^)

 

なぜかというと、私がクライアントさんとの関係でいちばん、たいせつにしたいのは住まい選びをしているとき以上に、「契約して鍵を引き渡した後」だからです。

 

物件を売るのが仕事ではなく、クライアントさんが豊かな人生を送れるよう、不動産資産を適正に管理するお手伝いが私の使命です。

 

というのも、住宅ローンを利用した住宅購入において「買った時点では自分のものではない」からです。

 

契約を終えて、鍵の引き渡しを受ける日、司法書士を通じて法務局に不動産登記をします。

 

このとき、登記簿謄本には「抵当権○○銀行」といって、借りる銀行の名前が必ず、入ります。

 

抵当権とは住宅ローンなどでお金を借りたときに、家と土地をその借金の担保として確保しておくためのものです。

 

わかりやすくいえば、住宅ローンの支払いができなくなったときは、その家と土地を銀行が取り上げますよ、と契約できる権利のことです。

 

つまり、鍵を受け取った時点では、抵当権が付いた「不完全な所有権」です。

 

完全に自分のものになるのは、住宅ローンを完済した時です。

 

 

・勤務先の倒産

 

・転職による収入減少

 

・がんで入院治療

 

・交通事故で入院

 

 

不吉な話ばかり挙げて恐縮ですが、住宅購入後に予期せぬ収入減少が生じて困ってしまった事例をたくさん見てきました。

 

この仕事をしていると、ほんとうに人生は何が起こるかわからないことを実感します。

 

極端な例ですが、契約して鍵を受け取った二日後に債務者のご主人が交通事故で帰らぬ人となってしまったご家族もいらっしゃいます。

 

こんなことが起きると、大半の方は動揺し、何をして良いかわからなくなるのです。でも、不動産を含めた資産のことはとても重要事ですので放っておくわけにはいきません。

 

人は何事も無いときは感じませんが、いざという時には信頼できる人間関係があることの有難さを痛感します。

 

物件を売るのが仕事だったら、住まい選びの最中は耳障りの良いことだけを言って、クランアントさんには気分よくしていただければ良いのかもしれません。

 

しかし私は、クライアントさんに住み替え後に幸せに暮らしていただくために、この仕事をしています。

 

私はご家族の生命と財産を守る、不動産というたいせつな財産を一生涯、適正に維持管理できるようにサポートします。

 

物件購入ではなく、住宅ローン完済時をゴールに設定しているから当然、末永いお付き合いになります。

 

ですので住まい選びの最中というのは、クライアントさんはもちろん私も、お互いに相性を見極める「お試し期間」です。

 

金銭の生じない関係性で、居心地の良さだけでなく、信頼し合う関係が構築できるかを確認し合うのです。

 

「この人に自分の不動産資産を任せられるか」という厳しい目で、見極めていただきたいです。

 

「住まい選びの無料相談」は、お互いの本質を知り合うために、とっても必要なしくみだと感じています(^^)

住み替え支援をしたクライアントさんからの嬉しい言葉

さて、今回は先日、無事に鍵の引き渡しを終えられたクライアントさんから嬉しいメールをいただいたので、その文面をご紹介します(^^)

 

(ここから)

 

山田様

 

今日まで、支えて頂き有難うございました。

 

3月に賃貸契約終了の知らせが来てから、急に自分の住まいについて決めなければならない状況におかれました。

 

今までの環境を気に入っていたので、本当に困ってしまっていました。

 

最寄りの■■■■(大手不動産会社名)に行くも、気持ちに何か引っかかるところもあり、知人からは、違う立場の人の話も聞いた方がよいと言われ、随分調べました。

 

今回、山田さんと出会う事ができ本当に良かったと思っています。

 

こちらから連絡をしておきながら、始めは大変失礼な事を言ってしまいました。申し訳ありませんでした。

 

本当に信用できるのか?大丈夫なのか?全て自分一人で判断しなければなりません。

 

独身女性が住まいを決めるのは本当に大変です。

 

相談をさせて頂く中で、山田さんの対応や目指しているものが、私にも理解でき信頼に繋がったと思います。

 

そして、納得した気持ちで今日という日を迎える事ができ、心から感謝しています。

 

今日のプレゼントにも、感激しました。早速、部屋に飾り香りも楽しんでいます。(自分の好みの香りでした)

 

自分の住まいとしては、今日からのスタートです。

 

今後も、山田さんに相談させて頂く事もあると思います。

 

今後ともよろしくお願いします。

 

M様(協会認定住まい選びコンシェルジュの担当者名)この度は、大変お世話になりました。

 

最後まで、丁寧な仕事ぶりに「Mさんで本当に良かった」と改めて思いました。

 

常に、私の立場に立って考えてくださり、丁寧にわかりやすく説明してくれました。

「何でも聞いてください」という気持ちが伝わる対応に、安心しながら進める事ができました。

本当にありがとうございました。

 

お二人の今後のさらなる御発展、御活躍を心よりお祈りしております。

 

千葉市 Sさま

 

(ここまで)

 

クライアントさんからの感謝の言葉が、この仕事の醍醐味であり、やりがいです♪

住まい選びコンシェルジュの育成

さて、今回は近況のご報告になります。

このところ、個人の方のご相談に加えて、不動産会社やハウスメーカー向けの資格・研修制度の仕組みづくりをしています。

私の提供しているサービスは、不動産のプロである巷の不動産会社やハウスメーカーがきちんと「クライアント・ファースト」の仕事をしていれば必要がないと思っています。

「オリンピックまで値上がりするから、急いで!」

 

「低金利でお買い得!」

 

「そんなに迷っていると買えない人になる」

 

「賃貸は家賃がもったいない。持家は資産になる」

 

・・・とまあ、家を探している人のためというより、明らかにノルマ達成のための自己満足のことばばかり。

これでは「誰を信じていいかわからない」「言葉が軽い」と高額な商品を買うにはいまひとつ、信用を置けないのも
無理はない話です。

私は今回の業界向けの資格・研修制度で、以下のような対応ができる会社と人材の発掘と選別、育成を行ってまいります。

 

・クライアントの話をじっくり聞いたうえで、自社商品よりも他社商品を勧めることができる

 

・状況によっては、現在の家に住み続ける選択を勧める

 

・家を売ることではなく、クライアントとその家族が幸せになることを使命として働いている

 

・クライアントと歓びを分かち合うことが楽しくて幸せ

 

・クライアントからの感謝の言葉が、仕事のいちばんのやりがい

 

これは、私自身が仕事を通じて実感、体験しているものです。

「売ってしまえばおしまい」やノルマ達成のために、ただ売ることばかりを考えているよりも、絶対に楽しいです。

だって、売った後もずうっと、クライアントと仲が良くて忘年会したり、ご自宅に招かれて食事したりできるんです(^^)

お子さんから感謝状をいただいたり、モノやお金に換え難い精神的な充足感がハンパなく得られます。

一人一人の営業マンさんは、自分にも奥さんがいて、子どもがいて、誇りを持って働きたいと思っています。

 

年々、そういった方が増えてきている機運を感じるので、まずは不動産会社やハウスメーカーの経営サイドに意識を
変えてもらう必要があるのです。

 

今年は業界健全化に向けて、そこを重点的に改善する仕組みづくりを行っていきます。

 

いつしか当社団が存在意義を失って、解体できる日を目指して―

家は資産か負債か

さて、今回は人口減少時代の住まい選びについてです。

 

なぜ、あなたは家が欲しいのですか?

 

・家族が増えて手狭になったから

 

・家賃がもったいないから

 

・持家は資産になるから

 

 

よくある家を買いたくなった動機です。

 

 

でも、手狭になっただけだったら、広い賃貸に住み替えればいいはずです。これから2050年にかけて、日本の人口は3,300万人も減ると国土交通省が試算しています。空き家も増えて売るに売れない「負動産」がますます増える時代です。

 

「家賃がもったいない」といってやみくもに買ったところで果たしてほんとうに資産になるのか、怪しいと思いませんか?

 

「金利が低い今が買い時」

 

「消費税が上がる前に」

 

「他の人に買われる前に」

 

 

ノルマを達成するために煽り続けるだけの不動産会社やハウスメーカーの営業マンの押しの強さに、疲れながら探している人が後を絶ちません。「そのまま今の家に住み続ける」という提案もできるのが、プロです。

 

右肩上がりで人口が増え続けた時代が終わりを告げて、こんどは急激に減少し始めました。

日本の「人口バブル」が弾けたのです。

試算になる「富」動産と負債になる「負」動産はこれからますます、選別が強まり二極化します。

 

実際に以前は一億円で取引された戸建が、現在は1,000万円台でも買い手がつかないものが増えています。

また、マンションでも3,000万円で取引されていたものが、50万円でも買い手がつかないものも出始めています。

 

戸建とマンション、いずれも相続放棄されるほど、負債になってしまう可能性が潜んでいるんですね。

 

マンションはより深刻で、年間100万円程度も管理費等の支出があるため、持っているだけでどんどん、お金が出ていってしまいます。

 

買う時の今だけでなく、老後の住み替えを考えたり、子や孫に相続をすることを考えた住まい選びが、ますます重要になっていきます。

まずはお気軽に ご相談ください

※勉強会・相談において商品やサービスの売込等は一切、行っておりません。

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